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4巻
幼女戦記 ・ 2017-04-10
幼女戦記 4巻
あらすじ
新設される魔導大隊の隊員募集にあたり、ターニャは誰一人応募してこないよう、あえて過酷で理不尽な条件を並べた募集文を推敲する。ところが目論見は完全に裏目に出て、その苛烈さこそ精鋭の証と受け取られ、全国から有望な若者たちが続々と志願してきてしまった。加えて禍々しい演算宝珠エレニウム九五式による精神汚染も重なり、気づけば彼女は望まぬまま精鋭大隊の隊長に収まっていた。逃げ道を塞がれていく第4巻。
ネタバレ
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この巻の見どころは、ターニャの「逃げの一手」がまたも最強の武器へ化ける構図だ。人が来ないよう書いたはずの地獄の募集文が、逆に骨のある志願者だけを選別する完璧なフィルターとして機能してしまう。信仰を強要する存在Xの意匠が込められたエレニウム九五式は、使えば精神を蝕むが手放せば戦えない諸刃の剣で、彼女を宗教的狂気の演技へと追い込む。結果、彼女は最強の魔導大隊を率いる立場に固定され、後方への退路が完全に断たれてしまう。