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32巻
幼女戦記 ・ 2025-07-24
幼女戦記 32巻
あらすじ
戦技研究の名目で東方から西方へ配置転換されたターニャ率いる二〇三大隊。彼女がもたらした近代戦の戦訓が浸透した精鋭たちの八面六臂の働きは、他の追随を許さぬ強さを見せつける。だが近代戦へ適応しつつあるのは帝国だけではない。アルビオン連合王国、ルーシー連邦、そして合州国――列強はそれぞれのアプローチで着実に牙を研ぎ、統一暦の戦は更なる地獄へと歩を進めていく。そしてその陰には、ターニャと同じく“神の加護”を宿すもう一人の少女、メアリー・スーの影が忍び寄る第32巻。
ネタバレ
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西方戦線でターニャの二〇三大隊は圧倒的戦果を挙げるが、それは列強の総力戦化を加速させる引き金にもなる。復讐に燃えるメアリー・スーは存在Xの寵愛を受けて異常な魔力を発揮し、ターニャの合理的計算では割り切れない「信仰の怪物」として立ちはだかる。ターニャは彼女こそが自分の対極――存在Xが用意した宿敵だと直感し、戦慄する。帝国の優勢は続くものの、戦線の拡大は補給と人的資源を確実にすり減らし、勝っているはずの帝国が緩やかに疲弊へ向かう構図が浮き彫りになる。