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15巻
幼女戦記 ・ 2019-07-25
幼女戦記 15巻
あらすじ
凄惨を極めたアレーヌ市街戦を潜り抜けた第二〇三大隊に下された次なる任務は、なんと殿軍——最も危険な後衛の役目だった。撤退する友軍を守るべく踏み止まる彼らを待ち受けていたのは、アレーヌの惨劇の仇として「ラインの悪魔」ターニャを撃墜せんとする共和国軍の猛攻である。数で押し寄せる敵、消耗しきった魔力、休む間もない連戦。歴戦の猛者揃いの大隊にすら、かつてない規模の危機が牙を剥く。ターニャの合理は、この絶体絶命をどう斬り抜けるのか。
ネタバレ
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殿軍任務でターニャたちは圧倒的な数の共和国軍魔導師に包囲され、まさに死線をさまよう。敵はアレーヌの復讐に燃え、「ラインの悪魔」の首だけを狙って波状攻撃を仕掛けてくる。ヴィーシャら古参も限界近く、新兵たちは前巻までの地獄を経てなお踏み止まる。ターニャは魔力と兵力を極限まで効率運用し、囮と奇襲を組み合わせて包囲を食い破っていく。派手な英雄的勝利ではなく、計算し尽くした生存戦だ。辛くも撤退を成功させるが、被害は甚大で、戦争そのものの出口が見えぬ焦燥が濃くなる。ターニャの「早く終わってくれ」という本音が、いっそう切実に響く巻。