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13巻
幼女戦記 ・ 2019-04-25
幼女戦記 13巻
あらすじ
ビアント中佐率いる共和国軍の強襲によって、帝国軍の補給拠点アレーヌ市が窮地に陥る。この襲撃を受け、司令部はターニャが軍大学時代に発案した「悪魔の計画書」の遂行を第二〇三大隊に命じた。かつて机上の空論として綴られたその案は、平時なら誰も採らぬほど非情な内容を秘めている。だが戦局は待ったなしだ。ターニャは自らが書いた計画に自ら縛られる皮肉に苛まれながら、市街地を舞台にした地獄の作戦へと部隊を投入していく。合理の果てに待つのは、勝利か、それとも良心の崩壊か。
ネタバレ
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「悪魔の計画書」の正体は、市民と兵員の区別すら曖昧にしかねない苛烈な殲滅・封鎖案だった。ターニャは軍大学時代、机上演習で「効率」を突き詰めた末にこれを書いたが、まさか実戦で執行させられるとは思っていなかった。アレーヌ市街での戦闘は凄惨を極め、共和国軍のビアント中佐も執念深く抵抗する。第二〇三大隊は計画通りに動くが、その非人道性に部下たちの心は軋み始める。ターニャ自身は「命令だから」と割り切りつつ、後の戦犯裁判のリスクを冷静に計算している。勝つための最短手段が、人としての一線を越えていく巻。