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12巻
幼女戦記 ・ 2019-01-25
幼女戦記 12巻
あらすじ
北洋艦隊との演習で示した手腕が評価された結果、第二〇三大隊にはどっさりと新兵たちが押し付けられてしまった。訓練も経験も足りぬ未熟者を「剪定」すべく、ターニャは彼らを容赦なく過酷な戦場へと投じていく。生き残る者だけが真の戦力になる——冷徹な合理主義に貫かれた選別の中で、新兵たちは初めての実戦、初めての死線を味わう。指揮官としての重責と、内心で抱える存在Xへの復讐心。ターニャの葛藤とライン戦線の激化が、この巻で交錯する。
ネタバレ
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ターニャの「剪定」は情け容赦がない。新兵は次々と実戦に放り込まれ、恐怖と混乱のなかで一部は脱落し、一部は急速に成長する。グランツをはじめとする若手が、目の前で仲間が倒れる現実に直面し、戦争の残酷さを骨身に刻む。共和国軍の抵抗は激しく、ライン戦線は消耗戦の様相を深める。ターニャは効率の名のもとに損害を最小化しようと動くが、上層部の思惑と噛み合わず苛立ちを募らせる。彼女が本当に望むのは栄達ではなく、平穏な後方勤務。だが有能さゆえに、次なる更なる激戦へと押し出されていく。