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11巻
幼女戦記 ・ 2018-11-24
幼女戦記 11巻
あらすじ
北洋艦隊との艦隊演習を終えた第二〇三遊撃航空魔導大隊。次なる戦地は懐かしのライン戦線であり、ターニャは再び血濡れた蒼穹を疾駆することになる。しかし今回は歴戦の魔導師を率いての正面戦闘だけでなく、右も左もわからぬ新兵たちの教導までもが任務に含まれていた。合理を至上とするターニャにとって、烏合の衆を戦力へと鍛え上げるのは戦場そのものよりも厄介な難事である。存在Xへの呪詛を胸に、彼女は再びラインの空で牙を剥く。
ネタバレ
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新兵教導は建前だ。ターニャは未熟な魔導師を最も過酷な前線へ投じ、耐えた者だけを戦力と見なす「選別」を淡々と進める。ライン戦線の空中戦は熾烈を極め、共和国軍の対抗策も洗練されてきた。ヴィーシャやセレブリャコーフら古参が新兵を庇いながら戦うが、犠牲は避けられない。ターニャ本人は相変わらず「祖国のため」を口にしつつ内心では戦争の早期終結だけを願う。だが戦線は膠着し、彼女の望む平穏はまた遠のく。合理と狂気が同居するターニャの戦い方が、この巻でも冷徹に描き切られる。