Volume file
27巻
ワールドトリガー ・ 2024-05-02
ワールドトリガー 27巻
あらすじ
戦闘シミュレーション演習も、いよいよ最終日。序盤は好調だった二宮8番隊だが、千佳のユニットの弱点を的確に突かれて一気に失速してしまう。思うように結果を出せず焦る千佳に対し、二宮はあえて何も言わずに任せ続ける。その静かな信頼が空回りするなか、かねてから不満を募らせていた絵馬がついに二宮と正面から衝突。チーム内の軋轢と個々の成長が浮き彫りになる、遠征試験クライマックスへの重要な一冊。
ネタバレ
内容を表示する
二宮が千佳に口を出さないのは突き放しではなく、彼女に「自分で考えて撃つ」経験を積ませるためだ。絵馬は最初その意図を理解できず反発するが、二宮なりの育成方針と勝利への執念を知って引き下がる。千佳は弱点を突かれた末に、狙撃だけでなく囮や連携でチームに貢献する動き方を掴み始める。二宮隊は順位を落とすものの、千佳という素材の可能性を全隊にはっきり示す結果となる。試験の総合成績が固まりつつあり、各隊の評価と遠征メンバー入りへの現実的な線引きが見え始める。