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16巻
ウィッチウォッチ ・ 2024-04-04
ウィッチウォッチ 16巻
あらすじ
魔法で幼化したニコに愛くるしい末っ子の座を奪われたミハルは、つい嫉妬心を剥き出しにする。その拗ねた姿に触発されたニコは、家の中をもっと賑やかにしようと、新たな家族である動物の使い魔召喚を強行。魔法の暴走が乙木家を大パニックに陥れる中、モリヒトはクリスマスを平穏に乗り切るための過酷な防衛戦を強いられる。守り神としての矜持と、溢れ出る保護者の本能が衝突する、日常の愛おしさを噛み締める怒涛の第16巻。
ネタバレ
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ニコの魔術ミスで身体が縮んでしまったあの日から、乙木家の勢力図は塗り替えられた。ミハルはニコが自分以上に周囲からチヤホヤされる状況に耐えきれず、「もっと構ってほしい」と素直になれない感情を吐露する。その呟きを聞いたニコは、ミハルを喜ばせようと未知の魔獣召喚を試みるが、現れたのは喋る子猫や空飛ぶリスといった、制御不能の騒々しい使い魔たち。家中に響き渡る鳴き声と破壊の跡に、モリヒトの胃は限界を迎える。さらに、季節は巡り聖夜が到来。毎年恒例のプレゼント騒動に加え、ニコの魔力がクリスマスツリーを巨大な意志を持つ怪物へと変貌させてしまう。モリヒトは鍛え上げた守護術と持ち前の常識力で、暴走する装飾品たちをなだめ、なんとかパーティーを成立させようと奔走する。終盤、ニコが用意したミハルへのささやかな贈り物には、二人の絆を再確認させる魔法が込められていた。ドタバタの果てに、誰もが温かい気持ちで眠りにつく、乙木家の日常が何にも代えがたい幸福であることを証明するエピソードが完結する。