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26巻
ヴィンランド・サガ ・ 2022-05-23
ヴィンランド・サガ 26巻
あらすじ
ヴァイキングが跋扈する11世紀北欧を舞台に、トルフィンが本当の戦士を目指す物語。復讐と贖罪の年月を越え、トルフィンとグズリーズの一行はついに世界の果て——約束の地ヴィンランドへと到達する。かつてレイフが住んだ小屋を見つけたトルフィンは、そこで石の矢じりのついた矢を発見する。それはこの地に既に人が暮らしている証だった。誰もいない新天地だと信じていた者たちは、先住の民という存在と向き合わねばならない。暴力を捨てて築くはずの理想の国が、上陸のその瞬間から重い問いを突きつけられる巻。
ネタバレ
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石の矢じりは、ヴィンランドが「無人の楽園」ではなく先住民の暮らす土地であることを告げる。移住者の中には彼らを脅威とみなし武力で排除しようとする声も生まれ、トルフィンの「誰も殺さない国」という理念が最初の試練にさらされる。彼は言葉と贈り物で接触を図ろうとするが、文化も言語も違う相手との橋渡しは容易ではない。約束の地は、開拓の夢と侵略の罪が背中合わせであることを静かに突きつけ、次章への緊張を高めていく重要な一冊だ。