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18巻
ヴィンランド・サガ ・ 2016-08-23
ヴィンランド・サガ 18巻
あらすじ
ヒルドとの死闘で負った矢傷が癒え、トルフィンはヴィンランドに平和の国を築くための資金調達の旅を再開する。同じころ、戦のない平和な世を「退屈だ」と嘆く猛将トルケルのもとへ、ヨーム戦士団の幹部フローキがきな臭い話を持ち込んでいた。奇しくもヨーム戦士団の本拠地ヨムスボルグは、トルフィン一行が辿ろうとする航路のただ中にあった。それぞれの思惑が海の上で交わり、新たな戦いの火種が静かに膨らんでいく。旅立ちの高揚と、迫る戦乱の予感が交錯する巻。
ネタバレ
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トルケルはフローキから持ちかけられた「儲け話」に釣られる形で戦の匂いを嗅ぎ取り、退屈な平和から抜け出そうと動き出す。トルフィン一行の船はバルト海へ入り、ヨムスボルグをめぐる勢力の争いへと否応なく近づいていく。フローキの企みの背後にはヨーム戦士団の跡目争いが絡み、トルフィン自身も思わぬ形でその渦中に巻き込まれる伏線が張られる。平和を求めて旅立ったはずの一行が、再び剣の世界へ引き戻されていく皮肉が色濃く描かれる。