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13巻
ヴィンランド・サガ ・ 2013-07-23
ヴィンランド・サガ 13巻
あらすじ
イングランドとデンマークを束ねる統一王クヌートは、深刻な財政難を打開すべく豊かなケティル農場の接収を狙い、ケティルの次男オルマルを巧妙な罠に嵌める。企みに気づいたケティル一行はレイフの船で慌てて農場へ逃げ帰るが、クヌートも精鋭を率いてその背後に迫っていた。緊迫が高まる農場では、女奴隷アルネイズが亡き元夫ガルザルへの想いを胸に静かな抵抗を見せ、それを知ったケティルの怒りが炸裂する。戦を避けたいトルフィンの願いをよそに、農場は否応なく戦火へと呑み込まれていく。
ネタバレ
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クヌート軍の圧倒的な戦力の前に、虚勢を張っていたケティルの武勇はもろくも崩れ去り、農場は瞬く間に制圧される。争いを止めようとしたトルフィンは丸腰で敵中へ踏み込み、殴られ蹴られながらも決して殴り返さず、非暴力の意志を貫いて周囲を静まらせていく。アルネイズはガルザルとの間の想いを抱えたまま静かに息を引き取り、トルフィンの胸に「本当の戦士」とは何かという問いを深く刻む。奴隷編は暴力の空しさと再生への芽を残して大きな節目を迎える。