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16巻
ヴァンパイア騎士 ・ 発売日確認中
ヴァンパイア騎士 16巻
あらすじ
優姫と零、そして枢。絡み合う三人の運命は、純血種の血が求める残酷な摂理によって引き裂かれる。黒主学園を舞台に展開した学園生活は過去の泡沫となり、いまや吸血鬼と人間が対峙する絶望的な戦場へと変貌した。純血種の王である枢が真に隠し持っていた計画が顕わになるとき、かつての絆は血の重みに潰え、愛憎は極限に達する。生き残るのは、牙を持つ者か、それとも冷たい銃口を向ける者か。血塗られた歴史の幕引きが、この巻で容赦なく断行される。
ネタバレ
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枢が自身の心臓を砕く決意を固める第16巻。千年の孤独を背負った純血種の王として、彼は自らを滅ぼすことで吸血鬼という存在の根絶を目論む。優姫はその事実を知り、彼を止めようと全霊を懸けて対峙するが、枢の意志は鋼よりも固い。一方、零は「吸血鬼を狩る武器」であるブラッディローズを手に、かつての愛憎を超えた宿命の相手として枢と向き合う。彼が放つ弾丸は、ただの殺意ではなく、優姫の未来を護るための選択だった。優姫は枢を救うために自らの命さえ差し出す覚悟を決めるが、それは枢が望んだ平和とは真逆の道。互いを思いやるがゆえにすれ違う三人の愛は、純血種の呪いによって引き裂かれ、血の宴へと飲み込まれていく。死闘の果てに零が手にしたのは、誰の血も流さないための新たな支配の力。そして優姫は、自らの血を捧げることでようやく枢の孤独を理解する。もはや学園の制服を着ていたあの日々は戻らない。彼らの結末は、吸血鬼という種族そのものの崩壊を意味していた。