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35巻
宇宙兄弟 ・ 2019-03-22
宇宙兄弟 35巻
あらすじ
ベティの手術は無事に終わった。だが安堵もつかの間、月面に残された六太とフィリップには、依然として地球へ帰るための「帰還船」がない。刻々と減っていく物資、届かない救援、そして果てしない静寂。孤独と隣り合わせの月面で、二人は天文台の建設作業をなおも続けていく。誰も助けに来ないかもしれない極限の環境で、それでも彼らは自分の役目を投げ出さない。逆境のなか、宇宙飛行士としての矜持と仲間への信頼が試される緊迫の一巻。果たして六太たちは、無事にミッションを果たし切ることができるのか。
ネタバレ
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帰還船を失ったまま、六太とフィリップは月面に取り残される。だが六太は絶望に呑まれず、目の前の天文台建設という「今できること」に淡々と向き合い続ける。この巻の核心は、彼が恐怖を認めながらも役目を手放さない胆力だ。地球側でも仲間たちが救出の糸口を必死に探し、離れていても心はつながっている。極限状況が二人の絆と技術者としての底力をあらわにし、絶体絶命の中にわずかな光が差し込む。危機は解決しないまま次巻へ引き継がれ、読者は続きが気になって仕方なくなるだろう。