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31巻
宇宙兄弟 ・ 2017-06-23
宇宙兄弟 31巻
あらすじ
ロシアでの訓練に飛び込んだ六太たちに、月へと続く重い扉が近づいていく。宇宙飛行士として選ばれる者、届かなかった者――それぞれの答え合わせの季節が訪れ、地上での準備は静かに、しかし確実に加速していく。夜空に揺れるオーロラを見上げながら、六太は自分がなぜ月を目指すのかを改めて胸に問い直す。孤独と不安、そして仲間への信頼が交錯するこの巻は、いよいよ本格化する月面ミッションへの助走として、登場人物たちの覚悟を丁寧に描き出す一冊だ。
ネタバレ
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ロシアでの過酷な訓練を経て、月面ミッションへ向かう面々の配置が固まっていく。日々人はまた一歩夢へ近づき、六太も月を踏むための最終段階に立つ。オーロラの夜、六太が抱えるのは高揚だけではない――兄として、ひとりの宇宙飛行士として、この先待つ孤独と危険を確かに予感している。「We are lonely」の言葉が示す通り、宇宙という圧倒的な孤独の中で、それでも人と人がつながろうとする物語がここから加速する。心を静かに削るような緊張感が全編に漂う巻だ。