Volume file
28巻
トリコ ・ 2014-01-04
トリコ 28巻
あらすじ
死んだはずの神の料理人・フローゼが姿を現し、恐怖のスパイスが世界に降り注ぐ。物語は大きく過去へと遡り、一龍と三虎が繰り広げた壮絶を極める頂上決戦の真相が語られる。すべての因縁の起点はここにあった。美食神アカシアとその妻フローゼ、そして彼らに育てられた弟子たちの知られざる過去が、今ようやく明かされていく。現在の争いの根を理解するための、シリーズ屈指の重要な回想編が幕を開ける。
ネタバレ
内容を表示する
フローゼはアカシアの妻であり、一龍・三虎・ジロウの三兄弟の育ての母だったことが判明する。三虎が美食會を率いて世界に牙を剥く動機は、フローゼの死をめぐる悲劇に根ざしていた。彼女が遺したスパイスと料理の技が、後のトリコたちの旅の鍵となる。この巻で明かされる過去は、三虎という「悪役」を単なる敵ではなく、深い喪失を抱えた人間として描き直し、シリーズ全体のテーマである「食と絆」を核心から照らし出す。