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34巻
双星の陰陽師 ・ 2024-07-04
双星の陰陽師 34巻
あらすじ
魂喚の儀式で目を覚ましたのは、紅緒ではなく――かつて命を落とした兄・悠斗だった。自らが犯した過ちの重さに打ちのめされ、紅緒は再び心を閉ざしてしまう。一方、無悪をついに祓いきった天馬は、ケガレ戦艦に囚われた陰陽師たちを逃がすため、残るすべての力を振り絞る。陰の気が凄まじい勢いで溜め込まれ、“穢れの王”の復活がいよいよ目前に迫る。そんな極限の中、悠斗はろくろと魂の波長を共振させ、妹・紅緒の覚醒を静かに、しかし確かに促してゆく。
ネタバレ
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天馬は仲間を逃がすため命を燃やし尽くし、笑顔で散っていく――シリーズ屈指の号泣シーンだ。悠斗は紅緒に「お前の人生はお前のものだ」と告げ、自らの魂を託して消えていく。この言葉で紅緒はついに立ち直り、ろくろと真の“双星”として完全復活を遂げる。穢れの王は現世に降臨し、最終決戦の火蓋が切られる。二人の呪力が響き合い、王に唯一届きうる力の輪郭が見え始めたところで、物語は最終巻へと橋を架ける。