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28巻
終わりのセラフ ・ 2022-10-04
終わりのセラフ 28巻
あらすじ
「家族の命か、ミカエラの命か」——あまりに残酷な二者択一を突きつけられた優一郎。自らを犠牲にしてでも家族を選べと説得するミカエラ。互いを想うがゆえに譲れず、涙を流しながら語り合う二人の姿が胸を締めつける。やがて優一郎が下したのは、どちらも捨てないという茨の決断だった。そしてさらなる強さを渇望する優一郎は、相棒の鬼・阿朱羅丸に力の供与を求める。だがその代償は、優一郎自身の存在を根底から揺るがすものだった──。
ネタバレ
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優一郎は「家族もミカも、両方救う」という無謀とも言える道を選び取る。より大きな力を得るため阿朱羅丸に深い供与を願うが、それは阿朱羅丸に呑み込まれ人格を失う危険と隣り合わせだった。ミカエラは自らの鬼化の侵食が進む中でも、優一郎の選択を静かに受け入れ支えようとする。二人は既存の陣営——シノア隊にもグレンにも吸血鬼にも属さない、自分たちだけの答えを模索し始める。強さと引き換えに失いかねない「人間らしさ」を賭けて、優一郎の孤独な戦いが新たな段階へと踏み出す巻。