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23巻
終わりのセラフ ・ 2021-02-04
終わりのセラフ 23巻
あらすじ
ミカエラを巡る惨劇からどうにか逃れたシノア隊は、束の間の休息を得る。しかし君月は、鬼の力に手を染めた優一郎との圧倒的な力の差を痛感し、仲間として何ができるのかと苦悩を深めていく。そんな折、長い眠りから目を覚ましたクルルが、八年前に起きた出来事と、すべての元凶とも言える真昼の企ての一端を明かし始める。さらにシノアは、亡き姉との忘れ得ぬ思い出を静かに回顧し、彼女がなぜこの戦いに身を投じたのかが浮かび上がる。過去と現在が交差する、真相解明の重要巻。
ネタバレ
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クルルの証言により、真昼が第一始祖や実験を利用して世界そのものを作り替えようとしていた計画の輪郭が明かされ、シノア隊が巻き込まれてきた陰謀の大きさが露わになる。君月は自分の弱さと向き合い、鬼呪装備を制御するために内なる鬼と対峙する覚悟を固める。シノアの回想では、姉真昼が家族から愛を得られず狂気に堕ちていった経緯が描かれ、姉妹の悲劇が物語の核心に据えられる。人間側も吸血鬼側も真昼の掌の上で踊らされていたことが示唆され、優一郎たちが立ち向かうべき本当の敵の正体へと物語は加速していく。