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2巻
終わりのセラフ ・ 2013-05-02
終わりのセラフ 2巻
あらすじ
ついに月鬼ノ組の研修生となった優一郎だが、初日から素行の悪さで浮いてしまう。同期の君月をはじめクラスの誰とも打ち解けず、単独行動を貫こうとする優一郎に、柊シノアは「仲間を信じなければ鬼呪装備は扱えない」と説く。鬼を宿す刀を制御するには、心を許せる仲間の存在が不可欠なのだ。一方、地上には死んだはずのミカエラが吸血鬼として姿を現す。人間を憎むよう変わり果てた親友の再登場が、物語を大きく揺らし始める。
ネタバレ
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この巻の衝撃は、成長したミカエラが吸血鬼として生きていた事実の確定だ。優一郎が復讐の炎で燃やし続けてきた「弟の死」は嘘だった。だがミカは人間を信じられなくなり、優一郎を「吸血鬼側に連れ戻す」ことこそが救いだと信じ込んでいる。すれ違う二人の願いが、この先の全ての悲劇を生む。同時に優一郎が阿朱羅丸との契約を通じて鬼呪装備を得る過程は、彼が「力のために自分を差し出す」危うさの序章でもある。仲間か、力か――シノアの言葉が重く響く巻だ。