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11巻
終わりのセラフ ・ 2016-05-02
終わりのセラフ 11巻
あらすじ
名古屋決戦の余波が冷めやらぬ中、鬼ヶ島討伐隊が撤退した空港で柊暮人が非人道的な実験に着手し、犠牲者が続出していく。囚われた仲間を救うため優一郎とミカエラは危険を承知で敵陣へ突入するが、そこに現れたのは吸血鬼を従えたグレンだった。人間と吸血鬼、双方の思惑が交錯し戦況は泥沼化。呪いの器官「鬼」を宿す少年たちの覚悟が、静かに研ぎ澄まされていく巻。
ネタバレ
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暮人の実験は人体に鬼を移植し「終わりのセラフ」を人為的に生み出す禁忌そのもの。優一郎はここで自らの中に眠る化け物じみた力を初めて意識し、暴走寸前まで追い込まれる。グレンが吸血鬼側についた理由は保身ではなく、より大きな絵図のための布石だと示唆される。ミカエラは血を欲する渇きに苛まれながらも優一郎を守り抜き、二人の絆が再び生死の境で確かめられる。柊家の内部抗争の伏線が一気に濃くなる転換点だ。