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10巻
終わりのセラフ ・ 2015-12-04
終わりのセラフ 10巻
あらすじ
前線から撤退する月鬼ノ組の前に、優一郎を助けるため単身で現れたのは吸血鬼となった幼馴染ミカエラだった。かつて死んだと思われた親友との再会に動揺しながらも戦闘が始まる。傷を負いながら、ただ優一郎ひとりを想い続けるミカエラの必死な姿に、シノアたちは思いがけぬ行動へと踏み切る。友情と種族の壁が交錯する、シリーズ屈指の感情的な第10巻。
ネタバレ
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暴走した優一郎を救うため、ミカエラが自らの血を飲ませるという禁忌に踏み込むのが本巻最大の衝撃だ。人間である優一郎が吸血鬼の血を口にすることで一命を取り留めるが、それは彼を吸血鬼化へと近づける危険な選択でもある。シノアはミカを敵ではなく優一郎の大切な家族と認め、月鬼ノ組は彼を連れて撤退を決断。帝鬼軍とヴァンパイア両陣営に追われる逃亡の物語へと大きく舵を切る転換点だ。