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13巻
【推しの子】 ・ 2023-11-17
【推しの子】 13巻
あらすじ
【推しの子】第13巻。映画『15年の嘘』の制作がついに始動する。星野ルビーは黒川あかね、不知火フリルとのオーディションを勝ち抜き、主演=母・星野アイ役を掴み取った。多忙を極めるアイドル活動とタレント業に加え、本格的な演技へも挑むことになるルビー。だが自主稽古を重ねるほど役作りに行き詰まり、自分の過去をたどるうちに「母親」への複雑な思いへと引きずり込まれていく。その背中を誰が押すのか。物語が大きく舵を切る、転換点の一冊です。
ネタバレ
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ルビーがアイ役を勝ち取ることで、彼女の物語は「復讐者」から「母を演じ、母を理解し直す者」へと軸を移し始める。役作りに詰まるのは、アイへの憧れと拒絶、そして自分がアイの生まれ変わりではない苦しさが噴き出すからだ。過去を掘るほどアイの孤独と嘘の重さが自分に重なり、彼女の内面が大きく揺れる。アクアとの決裂を抱えたまま、ルビーは「本物のアイ」に近づこうと踏み出す。復讐一色だった13巻までの流れが、鎮魂と再生の物語へ静かに転調していく重要な巻。