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96巻
ワンピース ・ 2020-04-03
ワンピース 96巻
あらすじ
ワノ国という閉ざされた国の外へと飛び出した光月おでんは、白ひげ海賊団の船で世界の広さを知り、やがてロジャーという男の夢に魅せられる。この巻には、世界が「ひとつなぎの大秘宝」へ至るまでの航路と、おでんの壮絶な旅路のすべてが刻まれている。笑いあり、別れあり。すべての冒険の源流にある、伝説の海賊たちの生き様を焼き付けよ。ワノ国が闇に飲み込まれる直前、男が追い求めた真実の自由がここにある。
ネタバレ
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おでんは白ひげの船を降り、海賊王となるべく帆を上げたロジャーの船へと乗り込む。それは、空島、魚人島、そして誰も辿り着いたことのない最後の島「ラフテル」を目指す、歴史の真実を解き明かすための冒険だった。ロードポーネグリフの重要性を理解し、世界の成り立ちを知った時、彼らは世界の夜明けが20年後に来ることを確信する。しかし、故郷ワノ国は悲惨な状況にあった。オロチとカイドウが手を組み、将軍の座を簒奪し、民を奴隷として働かせているのだ。帰国したおでんは、全てを失い荒れ果てた故郷を目の当たりにし、刀を抜く。しかし、五年にわたり裸踊りを強いられ、民を救うための約束を裏切られ続けた憤怒は、ついに討ち入りという形となって爆発する。彼が流した血と涙は、単なる復讐ではなく、未来の侍たちへ託す魂の叫びであった。海賊王が笑い、おでんが泣いた、この海で最も濃密な瞬間に立ち会うことになる。