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110巻
美味しんぼ ・ 発売日確認中
美味しんぼ 110巻
あらすじ
第110巻でも山岡士郎と栗田ゆう子は、東西新聞「究極のメニュー」の取材を通じて、全国各地の食と人に出会っていく。今巻は地方の風土や旬の恵みに光を当て、その土地でしか成り立たない味の理由を掘り下げる。海原雄山の「至高のメニュー」との火花も健在で、素材の見極めから調理法の是非まで、二人の父子の食哲学が真っ向からぶつかる。日常の食卓の背後にある知恵と人情を描き出す、シリーズの底力を感じさせる一冊。
ネタバレ
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今巻の見どころは、都会では失われかけた地方の食文化をめぐる対決だ。効率や見栄えを追う風潮に対し、山岡は土地の水・気候・人の手が生む「その場所の味」を擁護し、栗田が生産者の暮らしを取材して説得力を添える。雄山は洗練を武器に迫るが、最後は素朴な一皿が場を制し、両者が「風土あっての美食」だと認め合う。食を軽んじていた人物が考えを改め、地元の味を守る決意で幕を閉じる、温かな余韻の残る結末。