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102巻
美味しんぼ ・ 発売日確認中
美味しんぼ 102巻
あらすじ
東西新聞の山岡士郎と海原雄山が、食を通して人と人との絆を描き続ける美食漫画の代表作、その第102巻。旬の食材や郷土料理、忘れられかけた伝統の味を軸に、日本各地の風土と料理人の哲学がぶつかり合う。究極のメニュー対至高のメニューという長きにわたる父子の対決を背景に、一杯の料理が語る人間ドラマが今巻も丁寧に描かれる。食べることの意味を問い直す、円熟の一冊。
ネタバレ
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今巻の目玉は、地方の郷土料理をめぐる山岡と雄山のすれ違いだ。ある地域で細々と守られてきた家庭の味に、士郎は無名の職人が積み重ねた歳月の重みを見出す。一方の雄山は素材そのものの格と技の完成度を突きつけ、両者の評価は真っ向から割れる。だが最後の一皿を口にした瞬間、二人は同じ「作り手への敬意」に行き着き、対立の奥にある共通の美意識が静かに浮かび上がる。栗田さんの一言が場を和ませ、和解とまではいかずとも次巻への余韻を残す幕切れとなる。