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6巻
信長の忍び ・ 2012-12-26
信長の忍び 6巻
あらすじ
本願寺顕如の冷徹な采配が、信長の覇道を分断する。京を狙う朝倉・浅井の連合軍に対し、織田家の防波堤として立ちはだかるのは森可成。民の信仰と莫大な軍資金を盾に、顕如が仕掛けた宗教的包囲網は、戦国そのものを変質させるほどの重圧となる。孤立する将軍・足利義昭の孤独と、信長の怒り。歴史の歯車が軋みを上げ、血の匂いが漂う中、可成は己の命を賭して死守の布陣を敷く。誰も予想し得なかった、死闘の幕が開く。 大人気戦国4コマギャグ、第6巻! 2012年12月刊。
ネタバレ
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宇佐山城に火の手が上がる。本願寺からの潤沢な資金援助を受けた朝倉・浅井の連合軍は、圧倒的な物量で織田の防衛線を圧迫する。森可成は、圧倒的な数的不利を前にしても表情一つ変えず、一兵卒に至るまで鼓舞し続ける。顕如の真の狙いは、単なる領土の奪還ではない。信長の政治基盤そのものを民心から切り離し、孤立無援の境地へと追い込むことだ。可成は、織田軍の主力到着までこの絶対絶命の窮地を耐え抜かなければならない。最前線で激突する武士たちの咆哮、城門を叩く僧兵たちの執念。可成の背中を信じ、部下たちが次々と散っていく光景は、戦の無常を突きつける。信長の天下布武という夢の代償として、一人の忠臣が最期の時を迎えるまで、この血なまぐさい攻防戦は止まらない。顕如の狡猾な笑みが、戦国という地獄の深淵を如実に物語る。