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72巻
NARUTO-ナルト- ・ 2015-02-04
NARUTO-ナルト- 72巻
あらすじ
カグヤ封印後、終局へ向かう忍界でサスケが反旗を翻す。尾獣を支配し五影を斬る孤独な「革命」と、仲間と痛みを分かち合う道——相容れない世界の守り方を、ナルトとサスケは終末の谷でぶつけ合う。友であり宿敵である二人の、全てを賭けた最後の戦いが今はじまる。絆と孤独、希望と復讐が火花を散らし、忍界の夜明けが決まる。岸本斉史『NARUTO』の長い物語がここに完結する最終巻。
ネタバレ
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第72巻は第四次忍界大戦の決着と、ナルト対サスケの再戦に全編を割く。六道仙人の力を帯びた二人が無限月読を解くカグヤ封印を終えた直後、サスケは革命を宣言する。尾獣を須佐能乎へ封じ、五影を斬り、闇を一人で背負って戦争を根絶する——その孤独な正義に、ナルトは仲間と痛みを分かち合う道で真っ向から反駁する。終末の谷で螺旋丸と千鳥が激突し、九喇嘛と須佐能乎、六道の術が大地を抉り、過去の戦いの記憶が二人の拳に重なる。互いの腕を失いながらも拳を交わし続け、イルカの言葉と兄イタチの想い、里への愛憎を吐き出した二人は、ようやく本音で向き合う。勝敗を超えて結ばれた決着は、忍界の新しい夜明けとサスケの長い贖罪の旅立ちを告げ、第七代火影への道を静かに開く。桜やカカシ、里の仲間たちの視線の先で、長い物語が一つの円を描いて閉じる。「お前を絶対に認めてやる」と誓った少年の意志が、最後まで折れなかった一冊である。