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17巻
マッシュル-MASHLE- ・ 発売日確認中
マッシュル-MASHLE- 17巻
あらすじ
神視官ラインを超える脅威・イノセント・ゼロが本領を露わにし、魔法至上の秩序が軋む。マッシュは魔力ゼロの拳だけで父と仲間を守り、ランスやドット、レインらもそれぞれの線で食いしばる。神の視座と筋肉の衝突が目前——甲本一のマッスルファンタジー、決戦直前の第17巻。
ネタバレ
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第17巻は、イノセント・ゼロとの決戦が「前哨」から「本戦」へ切り替わる帯だ。ゼロは血統と無限に近い再生を武器に、神視官や国家の枠を嘲るように戦場を拡張する。マッシュは相変わらず魔法を一滴も持たないまま、鍛え上げた骨格と反射だけでその圧力に立ち向かい、守りたい対象——育ての父と、イースト寮の仲間——を体で覆う。ランスの杖術、ドットの爆発、フィンの勇気、レモンの一途、レインの神視が各戦線で穴を塞ぎ、マッシュが殴り込むための一秒を買い取る。ゼロの論理は「選ばれし血」と「支配される弱者」を固定しようとするが、マッシュが返すのは説教ではなく、クリームパンと同じ温度のまっすぐな拳だ。魔力の階梯が意味を失う瞬間、魔法世界の前提そのものがひび割れる。第17巻は決着の一撃をまだ手放さず、しかし誰が神で誰が人間かを殴り分け始める——最終巻へ続く、筋肉の神学批判篇。