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69巻
MAJOR ・ 2008-11-18
MAJOR 69巻
あらすじ
心臓の手術を乗り越えたギブソンが突如、現役続行を宣言。復帰戦でいきなり吾郎と先発同士で投げ合うことになる。だが再会した宿敵は「お前と投げ合うのは不愉快」と冷たく、マウンドでも球威も制球も戻らず初回から大ピンチに陥る。一方の吾郎も、イップスを克服してメジャーへ再昇格したものの、かつての豪快な剛球が戻らずもがき続ける。心理療法士オリバーから明かされるギブソンの意外な過去が、二人の投手を新たな出発点へと導いていく。エースの誇りと衰えの狭間で揺れる、大リーグ編の転機となる一冊。
ネタバレ
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ギブソンが冷たく吾郎を突き放したのは、心臓を患い衰えた自分の姿を見せたくないプライドゆえだったのだろう。復帰戦は球威を失いながらも意地で投げ抜くが、全盛期の投球は戻らない。オリバーが語るギブソンの過去は、彼がなぜ野球にすべてを賭けてきたかを吾郎に理解させ、吾郎自身のスランプ脱出の鍵にもなるはずだ。「トンネルの出口」「本当のスタート」というサブタイトルどおり、吾郎は迷いを吹っ切り、剛球復活への糸口をつかんで大きな志を胸に再び前へ踏み出す。