Volume file
9巻
黒子のバスケ ・ 2018-05-02
黒子のバスケ 9巻
あらすじ
ウインターカップ本戦が目前に迫るなか、キセキの世代・紫原敦の所属する陽泉高校バスケ部が地域の奉仕活動に駆り出される。住民との交流を目的に雪像づくりへ取り組む部員たちだったが、その最中に一人の少年が行方不明になってしまう。全員で吹雪のなかを捜索する緊迫の状況で、普段はやる気を見せない巨漢・紫原が思わぬ行動に出る。試合以外の一面から、無敵と思われたキセキの世代の内面に光を当てる、静かな熱を帯びたエピソードが展開する巻。
ネタバレ
内容を表示する
行方不明の少年の捜索を通して、勝負事すべてを面倒がる紫原の意外な優しさと責任感が描かれ、無気力の裏に隠れた彼の本質が明かされる。陽泉は絶対王者ぶるチームだが、この日常編で部員たちの絆と紫原の人間味がにじみ、後にウインターカップで誠凛と激突する際の対戦相手としての厚みが一気に増す。試合を離れた場所でこそキャラの核が立ち上がる構成で、無敵に見える巨壁・紫原を「倒すべき壁」から「一人の人間」へと変えていく重要な布石となる。