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65巻
キングダム ・ 2022-06-17
キングダム 65巻
あらすじ
紀元前233年、趙国北部攻略戦。総大将・扈輒を討ち、武城・平陽を射程に収めた秦軍は、いよいよ趙の中枢へと迫る。だが戦場に復帰した三大天・李牧の巧妙な策が、破竹の勢いだった秦の進撃に真正面から待ったをかける。事態を受け、総大将・王翦と総司令・昌平君は相次いで新たな“決戦の地”を指し示した。趙の歴史そのものに終止符を打つべく、秦軍がついに狙いを定めた場所とは──。原泰久が描く春秋戦国の大河ロマン、決戦編の号砲が鳴り響く一巻。
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この巻の最大の焦点は、秦軍が李牧の読みを覆せるかにある。武城・平陽を制した勢いのまま王翦と昌平君が示す“決戦の地”は宜安方面。ここから秦趙の総力戦へと物語が一気に傾いていく。李牧の兵站を断つ布石、飛信隊の運用、そして王翦の腹の底が見えない指揮ぶり──全てが次の大会戦への伏線として積み上げられる。信の武功欲と大将軍への渇望も改めて描かれ、読者は「勝てるのか」という緊張を抱えたまま次巻へ引きずり込まれるはずだ。