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13巻
怪獣8号 ・ 2024-07-04
怪獣8号 13巻
あらすじ
立川に現れた怪獣9号の手中に落ちた亜白ミナ。救出に向かいたいカフカを、都内の複数箇所に同時発生した大怪獣たちが阻む。窮地のなか、新たな怪獣反応を察知したカフカの前に姿を現したのは——。新世代が動き出す第十三巻。
ネタバレ
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第十三巻は、亜白ミナ奪還を軸に首都圏が戦場化する。立川で9号の掌中に落ちたミナを追いたいカフカだが、都内各所に出現した大怪獣が行手を寸断する。単線の救出劇ではなく、同時多発の防衛戦がカフカの足を封じる設計だ。8号としての力を解放すれば前線は開けるが、正体と周囲の視線は常に刃の両面。それでもミナを置いて逃げる選択肢は最初から存在しない。混乱の只中で新たな怪獣反応を捉えたカフカの前に現れた存在は、戦線の地図を塗り替える。新世代の隊員たちが同時に動き、個々の技量ではなく「誰を信じ、どこへ張るか」が勝敗を分ける。9号側の狙いも、単なる破壊を超えた捕獲と分断として輪郭を強める。救出と防衛が同じ時間軸で衝突し、現場の優先順位そのものが試される。誰がミナへ向かい、誰が街を支えるか——その分担が物語の次の核になる。第十三巻は、カフカ=8号の物語が個人の秘密から首都防衛の総力戦へ完全にスケールする転換点だ。