Volume file
20巻
呪術廻戦 ・ 2022-08-04
呪術廻戦 20巻
あらすじ
死滅回游の狂騒が極限を迎える。東京第1結界、伏黒恵はレジィ・スターの物象術式による万全の包囲網を、自らの影に潜む奥の手で強引に引き剥がした。レジィの執念と伏黒の覚悟が激突し、勝敗を分かつのは紙一重の戦略だ。同時に仙台結界では、乙骨憂太が黒沐死、烏鷺亨子、石流龍という怪物たちを相手に、特級の理を叩きつける。過去の亡霊たちが現世の術師たちを蹂躙し、血と呪力が渦巻く戦場と化した死滅回游。その凄惨な現実は、もはや誰にも止められない殺し合いの螺旋を描き出す。
ネタバレ
内容を表示する
伏黒恵は、レジィが繰り出す無数のレシート具現化攻撃に苦戦する。レジィの術式「再帰証金」が物理的に伏黒を圧死させんとする中、伏黒は自身の「嵌合暗翳庭」を展開し、影の底へレジィを引きずり込むことで戦いに終止符を打つ。一方、仙台結界では、乙骨憂太が四つ巴の均衡を破壊する。呪霊・黒沐死の猛攻を捌き、烏鷺の空間を歪める術式や石流の圧倒的な呪力放出と渡り合う乙骨。彼は里香を完全顕現させ、純愛の力でその場に立つ全員を圧倒する。烏鷺の過去へのコンプレックスを切り裂き、石流とは最大出力の呪力で真っ向からぶつかり合う乙骨の姿は、まさに特級という名の暴力だ。だが、この惨状の裏で、死滅回游のルール改定を巡る狡猾な企みが蠢いている。羂索が仕組んだ遊戯は、戦いの果てに日本全土を巻き込む悲劇の導火線に火をつけた。伏黒と乙骨、二人の若き天才が積み上げた屍の山は、次なる絶望への序章に過ぎないことをこの巻は突きつける。