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12巻
はじめの一歩 ・ 2018-09-11
はじめの一歩 12巻
あらすじ
いじめられっ子だった幕之内一歩は、ボクサー・鷹村守との出会いをきっかけにボクシングに熱中し、『強いってどういうことだろう』という問いを胸に過酷な練習を積み重ねてきた。天性のハードパンチと粘り強さで数々の強敵を退けてきた一歩は、この12巻でさらに手強い相手と拳を交える。試合の駆け引き、間合いの読み合い、そして極限の一瞬に賭ける勇気——森川ジョージが描く精緻なボクシング描写が冴える一冊。鴨川ジムの仲間やライバルたちの物語も絡み合い、世界への長い道のりがまた一段と熱を帯びていく。
ネタバレ
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一歩は序盤から相手の巧みな戦術に翻弄され、得意の距離を潰されて劣勢に立たされる。ダウンを喫し意識が遠のく中でも、なぜ強くなりたいのかという原点を思い出し、渾身の力で立ち上がる。カウンターの応酬となる終盤、一歩は痛みを飲み込んで一瞬の隙を突き、決定的な一撃を叩き込む。判定ではなく自らの拳で決着をつけた一歩だが、鷹村や千堂ら周囲の急成長を目のあたりにし、自分もさらに高みへ登らねばならないと闘志を燃やす。