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44巻
ハイキュー!! ・ 2020-08-04
ハイキュー!! 44巻
あらすじ
Vリーグで再びネットを隔てた日向翔陽と影山飛雄。MSBYブラックジャッカルとシュヴァイツェンアドラーズの応酬は、BJの多彩な攻撃とADの絶対的打点がプロの精度でぶつかり合う。日向はサーブレシーブからブロッカーを欺くコースまで一人で点を生み、影山の脳裏には烏野の記憶が熱く蘇る。宮侑や木兎、牛島や星海といった強者が同じ床に並ぶ中、因縁の再戦がコートの空気を変え、勝負はさらに加速する。
ネタバレ
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第44巻はジャッカル対アドラーズの真っ只中を描く。日向翔陽はブラジル仕込みのレシーブとフェイントを軸に、宮侑のトスとも噛み合い、牛島若利の重いスパイクを粘着で削る。対する影山飛雄はアドラーズの司令塔として、星海光来や佐久早聖臣、牛島へ完璧な供給を続け、コートの空気を自分のテンポに引き込む。点差が揺れるたびに、日向の「もう一回」と影山の「ここだ」が無言で交差し、観客は烏野時代の速攻の残像を見る。木兎光太郎の勢いはベンチとコートを揺らし、星海の低空からの攻撃がジャッカルのブロックを裂く。日向が相手エースのコースを体で読む場面、影山がかつての相棒の軌道を先読みしてトスをずらす場面——二人は敵同士でありながら、互いを最高速度へ引き上げ合う。セットが進むほど個人技の応酬はチーム戦へ溶け、Vリーグの床が少年期の約束の続きだと露わになる。巻末、影山の脳裏に浮かぶのは勝利の方程式ではなく、日向が飛ぶ瞬間の手応えそのものだ。