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36巻
ゴルゴ13 ・ 1980-04-05
ゴルゴ13 36巻
あらすじ
国籍も過去も明かさない超一流のスナイパー、デューク東郷ことゴルゴ13。彼のもとには世界各国の政府や企業、裏社会から難易度の高い依頼が舞い込む。第36巻でも、一発の銃弾に人生と国家の思惑を賭けた男たちの物語が、乾いた筆致で複数編にわたり描かれる。冷戦下の陰謀、企業の暗闘、復讐に燃える人間模様――どんな標的も、決して二度は撃たない鉄則のもと、ゴルゴは静かに引き金を絞っていく。一話完結で楽しめる劇画サスペンスの一冊。
ネタバレ
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この巻の依頼のひとつでは、政財界の裏で暗躍する黒幕の抹殺をゴルゴが請け負う。標的は厳重な護衛と偽装された日常に守られ、狙撃は不可能と思われた。だがゴルゴは数日かけて地形と風、標的の生活リズムを読み切り、誰もが「あり得ない」と思う角度から一撃を放つ。依頼主すら彼の真意を測りかね、最後には自らの立場すら危うくなる。生き残るのは常に、東郷の計算を出し抜けなかった者ではなく、彼を利用しようとしなかった者だけだ。