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34巻
ゴルゴ13 ・ 1979-10-05
ゴルゴ13 34巻
あらすじ
さいとう・たかを『ゴルゴ13』第34巻。狙撃の腕だけでなく、変装、外国語、あらゆる兵器の知識、そして常軌を逸した忍耐力――デューク東郷を「超一流」たらしめる要素が随所に光る一巻。本巻では産業スパイの暗躍、独裁国家の亡命劇、そして過去の因縁を持つ相手との対決が描かれる。ゴルゴは決して私情に流されず、依頼の範囲を一ミリも越えない。しかしその冷徹さの奥に、プロとしての矜持がにじむ。人間ドラマと国際謀略が交差する、円熟期の傑作選。
ネタバレ
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本巻の圧巻は、かつてゴルゴを狙った過去を持つ元エージェントが、今度は標的として再び現れる一編だ。相手はゴルゴの手口を熟知し、対狙撃の備えも万全。だが東郷は、相手の「読み」そのものを逆手に取る。わざと隙を見せて誘い込み、相手が確信した瞬間に、まったく別の角度から一発を放つ。倒れる寸前、元エージェントは薄く笑ったという。実力を認めた者だけが見せる表情だった。ゴルゴは無言で去り、報酬だけが振り込まれる。