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30巻
ゴルゴ13 ・ 1978-11-15
ゴルゴ13 30巻
あらすじ
節目の第30巻を迎えても、ゴルゴ13ことデューク東郷の流儀は微塵も揺るがない。依頼を受け、報酬を確認し、標的を消す——ただそれだけ。今巻でも東郷は世界の各地を舞台に、権力者の陰謀、諜報機関の暗闘、巨大資本の思惑が絡み合う難事件へと足を踏み入れる。時には標的自身の意外な素顔が明かされ、依頼の裏に潜む人間ドラマが浮かび上がることもある。だが東郷は決して情に流されない。冷徹に、確実に、契約を果たす。読み切り形式で描かれる骨太のクライムアクション、ここに健在。
ネタバレ
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この巻の頂点は、東郷が「不可能な角度」からの狙撃を成立させる一件だ。標的は高層ビルの最上階、あらゆる方向からの視線を遮る鉄壁の要塞に籠もっていた。誰もが狙撃は不可能だと断じた。だが東郷は、向かいのビルの窓ガラスを「鏡」として利用する。反射を計算に入れ、直接見えない標的を跳弾で撃ち抜くという離れ業をやってのけた。護衛たちは弾がどこから来たのか最後まで理解できなかった。物理法則すら味方につける——それがゴルゴ13という究極のプロフェッショナルなのだ。