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29巻
ゴルゴ13 ・ 1978-08-15
ゴルゴ13 29巻
あらすじ
世界で最も恐れられ、最も信頼される殺し屋——ゴルゴ13ことデューク東郷。第29巻でも、彼の引き受ける依頼は一筋縄ではいかないものばかりだ。国家の威信を賭けた極秘任務、裏社会の掟をめぐる決着、そして時に、依頼の裏に隠された思惑を東郷自身が見抜いてしまう場面もある。無駄口を叩かず、必要以上に関わらず、ただ標的だけを見据える。その徹底したプロ意識ゆえに、彼は敵にも味方にも一目置かれる。緻密な準備と非情な実行が織りなす、大人のための硬派なアクション劇画。孤高の狙撃手の美学がここにある。
ネタバレ
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この巻の圧巻は、東郷が依頼者の罠を逆手に取る一件だ。任務の途中、東郷は自分が「使い捨ての駒」として仕組まれていたことに気づく。標的を消した後、口封じのために自分ごと爆殺される段取りだったのだ。しかし東郷は事前に不審な点を洗い出しており、爆発物の位置まで把握していた。彼は依頼者の思惑通りに動くふりをしつつ、土壇場で仕掛けを回避。逆に依頼者本人を射程に捉える。裏切り者は、自らが仕掛けた罠の中で最期を迎えることになった。東郷を消せる者は、まだこの世に存在しない。