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26巻
ゴルゴ13 ・ 1977-10-25
ゴルゴ13 26巻
あらすじ
超A級スナイパー、ゴルゴ13ことデューク東郷。第26巻もまた依頼者の顔ぶれと標的だけが変わり、彼自身は一切変わらない。国家機関、企業、犯罪組織——依頼の背後にある思惑を冷徹に読み切り、東郷は不可能とされた狙撃を淡々と成立させる。誰も彼の過去を知らず、彼も語らない。距離、風、標的の心理までも計算に組み込む一発の重み。政治と欲望が渦巻く舞台で、一切の感情を排した引き金が今回もまた歴史の裏側を書き換えていく。 一話完結の緊張感が持ち味の劇画だ。
ネタバレ
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この巻のヤマ場は、二重契約に気づいた東郷が依頼者そのものを射程に収める瞬間だ。標的を消した直後、東郷は自分を消すために雇われた第二の狙撃手の存在を、窓ガラスに映るわずかな光の反射だけで察知する。振り向きざまの一発で相手を仕留め、依頼者の裏切りを無言で証明してみせる。金を受け取り、東郷は何事もなかったように去る。誰も真相を知らないまま事件は闇に葬られ、彼だけが全てを知って生き残る。それがゴルゴという男の流儀だ。