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16巻
ゴルゴ13 ・ 1976-02-25
ゴルゴ13 16巻
あらすじ
国籍も過去も語らぬ超一流スナイパー、デューク東郷=ゴルゴ13。この16巻でも彼は一発必中の銃口を携え、依頼を受けて世界の裏側へ潜り込む。標的は権力者か、あるいは組織そのものか。冷戦下の陰謀、企業戦争、諜報機関の思惑が絡み合うなか、東郷は感情を一切見せず、ただ契約を遂行するためだけに引き金へ指をかける。緻密な下調べ、罠の見抜き方、そして無駄のない射撃。読み切り形式で描かれる一話一話が、劇画の巨匠さいとう・たかをの筆で骨太に立ち上がる。
ネタバレ
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この巻の依頼はいずれも一筋縄ではいかない。裏切りを仕込んだ雇い主、東郷を消そうと動く第三勢力、そして狙撃を阻む地形と時間。だが東郷は事前に全ての変数を計算し尽くしている。土壇場で敵が優位に立ったかに見える瞬間、実はそれこそ東郷が仕掛けた誘導だ。彼は最も無理な角度から、風も距離も無視するかのように一発を放ち標的を仕留める。裏切り者には後日、静かに報いが下る。東郷は報酬を受け取り、名も告げず去っていく。誰も彼の正体には辿り着けない。