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10巻
ゴルゴ13 ・ 1975-02-20
ゴルゴ13 10巻
あらすじ
国籍も過去も一切不明の凄腕スナイパー、ゴルゴ13ことデューク東郷が、報酬と引き換えにいかなる標的でも仕留める劇画シリーズ第10巻。冷戦下の諜報戦、巨大資本の思惑、私怨の絡む依頼――背景は複雑に入り組むが、彼はただ淡々と任務を遂行する。凄まじい観察眼と自己管理、そして誰にも真似できない狙撃技術。一発の弾丸に宿る職人の哲学を、重厚なドラマとして味わえる一巻。
ネタバレ
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この巻の依頼もまた、表向きの標的の奥にもう一つの真実が隠されている。ゴルゴは現地に潜入し、警備・地形・ターゲットの習慣をひとつ残らず頭に叩き込み、ほんの数秒の隙を作り出す。彼を出し抜こうとする組織や裏切り者は、逆にその狡猾さを利用され自滅していく。全ての条件が完璧に噛み合った一瞬、遠く離れた地点から放たれた銃弾が標的を貫く。ゴルゴは報酬だけを受け取り、名も痕跡も残さず、次の戦場へと消えていく。