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31巻

ゴールデンカムイ ・ 2022-07-19

ゴールデンカムイ 31巻

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あらすじ

日露戦争帰りの「不死身」杉元佐一とアイヌの少女アシㇼパが、刺青囚人の皮に記された埋蔵金を追い続けた長い旅が最終局面へ突入する。サハリンと北海道に散った第七師団、土方歳三一派、鶴見中尉の謀略が雪原で激突し、金塊の行方と父ウィルクの遺志が同時に暴かれる。誇り・同胞・家族・弔いが同じテーブルに並び、誰が金を手にし誰が生き残るかが決まる。旅の果てに笑いと血が噴き出す大団円の第31巻。

ネタバレ

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刺青の地図が示す最終座標へ、杉元・アシㇼパ・白石・尾形・キロランケ、そして土方歳三と鶴見中尉の軍勢が一気に収束する。金塊の在処が明らかになる瞬間、争奪は金そのものから「誰のための未来を買うのか」という問いにすり替わる。アシㇼパは父ウィルクの遺志とアイヌの誇りを胸に選択を迫られ、杉元は戦争で失った生への執着と向き合いながらなお銃を構える。鶴見の謀略と第七師団の執念、土方の武士道と老い、尾形の裏切りと狙撃の冷徹さが雪煙の中で交差し、味方と敵の線が何度も引き直される。誰が生き残り、誰が弔われ、金塊がどこへ向かうのか——血と冗談と狩猟の匂いが同居した長い旅が、ここで完全に着地する。家族になれなかった者たち、同胞を守ろうとした者たち、祝福と弔いが同じ食卓に並ぶ。欲と義理が同時に決着し、第31巻は北の大地を舞台にしたウェスタンの幕を完全に閉じ、旅のすべてを雪原へ還す最終巻だ。

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