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17巻
ゴールデンカムイ ・ 2019-03-19
ゴールデンカムイ 17巻
あらすじ
樺太の雪原で幕を開けた狙撃戦は、いよいよ本格的な頭脳戦へ。撃つときは必殺でなければならない――仕留め損なえば次に狙われるのは自分。その掟のもと、山猫のような身のこなしの手練れとロシア人スナイパーが互いの死角を読み合い、極限の緊張が続く。同時に尾形、ウイルク、キロランケそれぞれの過去の暗部に光が差し込み、彼らを衝き動かしてきた憎しみや理想の根が明らかになっていく。金塊を巡る旅は、単なる宝探しから世代を超えた因縁の清算へと姿を変えていく密度の高い一巻。
ネタバレ
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尾形の生い立ちがさらに掘り下げられ、認められたいという渇望が彼を冷酷な狙撃手へと変えた過程が描かれる。雪原の撃ち合いは互いの位置を欺き合う持久戦となり、わずかな体温や足跡さえ命取りになる。キロランケの正体と革命家としての過去が浮かび上がり、ウイルクとの関係、そしてアシリパの父が残した本当の願いへと物語がつながっていく。狙撃手同士の死線をくぐるなかで、誰が味方で誰が敵かという線引きすら揺らぎ始め、金塊の行方は一気に混沌へ突き進む。