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45巻
ガラスの仮面 ・ 2010-09-30
ガラスの仮面 45巻
あらすじ
眼を負傷した姫川亜弓は、周囲に悟られぬよう平静を装いながらも、思うように稽古できない現実に焦りを募らせる。だが失いかけた視界の中で、彼女はかえって紅天女という役の新たな深みに触れ、演技のヒントを掴もうとする。一方、北島マヤは速水真澄の婚約者・鷹宮紫織の巧妙な策略に嵌り、大切に築いてきた真澄との信頼を静かに削られていく。すれ違う想いと役者としての執念が交錯し、二人の女優の運命が大きく揺れ始める一巻。
ネタバレ
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視力の衰えを隠す亜弓は、暗闇に近い感覚の中で「見えないからこそ見える」演技の境地へ一歩踏み込むだろう。一方マヤは、紫織が仕組んだ誤解によって真澄の信頼を失い、二人の距離は決定的に開いてしまう。真澄はマヤの真意を測りかね、冷たく突き放すような態度を取る場面もある。それでも舞台に立てば、マヤの内から溢れる情熱は消えない。読者は「この誤解はいつ解けるのか」という焦れったさを抱えたまま、次巻へと引きずり込まれていくはずだ。