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93巻
名探偵コナン ・ 2017-07-18
名探偵コナン 93巻
あらすじ
「ラブ」と「RUM」という二つの鍵が同時に動き出す第93巻。喫茶ポアロで事件に遭遇したコナンと服部平次は、安室透とともに捜査へと乗り出すが、そこに「和田進一」と名乗る謎の男が現れて事態は思わぬ方向へ。一方、少年探偵団の前には「あの方」の側近・RUMを想起させる人物の影がちらつき、組織の緊張が高まっていく。妃英理をめぐるコミカルな騒動やバスケットボールを軸にしたスポーツ推理も収録され、笑いとサスペンスの振れ幅が大きい一冊。平次と安室の色黒探偵コンビ初共演も見どころだ。
ネタバレ
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この巻の焦点は、若狭留美・脇田兼則・黒田兵衛といったRUM候補が読者の前に出そろっていく過程にある。「和田進一」を名乗る男の登場は組織の影を色濃く残し、安室透=バーボンの立ち回りと合わせて緊迫感を生む。妃英理をめぐる連作はコナンの家族観をコミカルに描きつつ、毛利家の距離感を再確認させる。バスケ回では平次のスポーツ知識と推理が冴え、色黒コンビの相性の良さが際立つ。決定的な正体開示は避けつつ、RUMというピースを盤面に置いたことで、以降の京都編・組織編への緊張が確実に一段上がる巻だ。