Volume file
60巻
名探偵コナン ・ 2008-01-12
名探偵コナン 60巻
あらすじ
カラオケボックスの密室で起きた撲殺事件から幕を開ける60巻。コナン、蘭、園子、そして本堂瑛祐が居合わせた現場で、凶器がどこからも見つからない「消えた鈍器」の謎にコナンが挑む。事件解決の先で瑛祐がついに自らの正体と目的を告白し、物語は大きく動き出す。後半は「ハンマー男」を名乗る不気味な連続事件へ。届けられた悪意、殺意を込めたコーヒー、そして一見不可能に見える犯行の数々をコナンが理詰めで解体していく。日常の隣人に潜む悪意と苦い真実が交錯する、緊張感の高い一冊。
ネタバレ
内容を表示する
カラオケ店の凶器消失トリックは、犯人が凶器そのものを溶ける・食べられる形に細工していた盲点をコナンが突いて解明される。そしてこの巻の核心は瑛祐の告白だ。彼は水無怜奈の弟ではなく、FBI捜査官エセル・ハートウェルの息子であり、母を組織に殺され、姉のような存在だったキールと赤井を追ってきた青年だと判明する。真実を告げた瑛祐は蘭への淡い想いを胸にアメリカへ発ち、静かに退場する。「ハンマー男」事件では善良を装った隣人の狂気が暴かれ、日常に潜む悪意というテーマが際立つ。組織編の余韻と新章への橋渡しを担う巻だ。