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57巻
名探偵コナン ・ 2007-04-05
名探偵コナン 57巻
あらすじ
片手袋という奇妙な遺留品から始まる連作が57巻の背骨を成す。「死を呼ぶ片手袋」「黄泉からの殺人者」「哀しみの手袋」と続く一連の事件で、コナンは残された手袋の意味を読み解き、亡き母の遺品に込められた執念と復讐の連鎖に迫っていく。中盤の「悪魔が来たりて…」シリーズでは巧妙なカラクリを仕込んだ殺人者と対峙し、その涙の裏にある動機が明らかに。血液型の食い違いから水無怜奈と本堂瑛祐の関係を疑うコナンの推理も進み、黒ずくめの組織を巡る糸がじわりと手繰り寄せられていく。
ネタバレ
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片手袋の連続事件は、母の形見を汚された男が加害者一族へ復讐を重ねていた真相へと収束する。手袋の左右と血痕の位置という細部をコナンが突き、犯人は自らの哀しみごと追い詰められる。「悪魔」シリーズではカラクリ仕掛けの密室が破られ、涙を流す犯人の動機が家族の喪失にあったと判明。そして本巻最大の伏線は瑛祐の正体だ。AB型とO型という血液型のねじれから、彼が水無怜奈の弟ではないこと、そして組織や赤井秀一を追う別の目的を抱えていることが示唆され、次巻の急展開へ橋が架けられる。