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12巻
DEATH NOTE ・ 2006-07-04
DEATH NOTE 12巻
あらすじ
月とニア、ついに最終決戦の日が来る。キラ捜査のすべてを賭けた罠と反証、偽ノートと本物が交錯する倉庫で、誰が真実を握るかが決まる。メロが残したもう一冊、魅上の筆跡、死神リュークの視線——デスノートを巡る攻防に最後の審判が下される。神になろうとした青年・夜神月の物語が、大場つぐみ・小畑健の手でここに完全に閉じる。十年近い攻防の果てを描き切った完結の最終巻。
ネタバレ
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第12巻はキラ事件の総決算である。ニア率いるSPKと月のタスクフォースが倉庫で対峙し、メロが命と引き換えに残した「もう一冊」のデスノートが盤面をひっくり返す。ニアは事前にノートをすり替えており、魅上照が本物だと思って捜査員の名を書こうとした瞬間、微かな手触りの差がニセモノを露呈させる。月の完璧なシナリオは崩れ、キラである証拠を突きつけられた夜神月は仮面を剥がし、キラとして激昂する。高田清美やメロの死が積み上げた犠牲の重みが、その場の沈黙にのしかかる。松田桃太の銃撃で月は負傷し、逃走を図るも死神リュークがノートに「夜神月」と記す。心臓を掴まれた月の最期とともに、デスノートが生んだ神と人間のゲームは幕を閉じ、生き残った者たちに静かな余韻と、二度と開かれてはならないノートの行方だけが残る。正義の名を借りた絶対権力への欲望が、どこで人を壊すのかを突きつける完結編である。