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12巻
ダンダダン ・ 2023-12-04
ダンダダン 12巻
あらすじ
幽体のまま北海道の星子のもとに現れたオカルンは、宇宙人の侵略危機を伝え、ターボババアから戦いの秘訣と肉体へ戻る術を授かる。一方モモたちは再襲撃に備え連係を磨き、予測日に街へ戻ると既に侵攻が始まっていた。戦場でモモは敵本体の到着を阻むため、セルポ星人とゲートへ向かう——第十二巻は、体を失ったオカルンの帰路と地球側の迎撃が同時に走る一冊だ。
ネタバレ
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本巻の軸は「体のないオカルン」と「地球側の迎撃」が同じ時計で動くところにある。幽体のまま北海道へ飛ばされたオカルンは星子に宇宙人の侵攻を伝え、ターボババアから戦闘の勘所と肉体へ還る道筋を叩き込まれる。戻るまでの空白が、戦場の空白そのものだ。肉体を失ったままの焦燥は、戦力の欠落と同義である。一方モモたちは再来に備え連係特訓を重ね、予測日に街へ戻ると——既に宇宙人の侵攻が火を噴いていた。霊と科学と怪力の寄せ集めが、街の空を食い荒らす敵にぶつかる。その渦中でモモは、敵本体の到着を止めるためセルポ星人とゲートへ走る。味方の背中を信じたまま、最も危ない穴へ自分を投げ込む選択だ。体を取り戻すオカルンと、ゲートで本体を阻むモモ。二つの戦線が一本の侵略線に結ばれた瞬間、戦場は「街の防衛」から「地球の入り口」へ広がる。誰が先に戻るか、誰が先に本体を阻むか。第十二巻は、幽体の焦燥と迎撃の火蓋を同じページに焼き付ける侵攻篇である。